第2話・正座地獄から解放!「正座クッション」
お写経を始めて行った日、一番に苦しんだことがあります。それは、「正座」して 文字を書くことでした。机と椅子の所もありますが、そのお寺にはありませんでしたので 正座して書きました。30分してトイレに行こうにもすぐに立ち上がれません。このことが 写経するうえで一番の苦しみでした。ところがある日、そのお寺の座布団の上に「正座クッション」が置かれていたのです。きっと他の人も正座に苦しんでいた方がいたのかもしれません。
当然、正座クッションを使って 写経文字を筆で書いて行きました。すると まったく足がしびれません。さらに、猫背の僕が、背筋を伸ばすことが今まで以上に楽になりました。ゆっくり写経で「般若心経」を2時間かけて書き上げましたが、全然足がしびれませんし、背筋を伸ばして書きましたので 書き終えた時は今まで以上にとてもスッキリ致します。今では 足のしびれを忘れて書いております。
この正座クッションが気に入ってしまい、家に帰って ネットで注文して購入しました。僕は 座高の低めのクッションにしました。妻の分も一緒に買いました。こたつで横になった時は、枕にもなります。「正座クッション」のお陰で 家庭でギターを弾くときも背筋を伸ばして楽しくできるようになりました。