第6話 とっても写経をしたくなる時
普段の生活をしておりますととてもお写経をしたくなる時があります。それは、頭がぼーっとしがちな時や 嫌なことがあって心を乱している時、人間関係で嫌な事があって腹が立って消えそうにないような時、日々の暮らしの中で疲れを感じた時 体がしんどいと感じる時などに 山のお寺でお写経へ行きたくなります。
何故かと言いますと お写経をやり終えたあとに来る「そう快感」が 頭や体を「シャン」とさせる事を 自分の体験から知っているからです。また腹が立っていた出来事を思い出しても「自分にも否があったなあ、しゃ~ないかあ~。。」と気づいて 怒りも薄らいだりしていきます。
でも何度か頭や体が必ず「シャン」としない時もありました。その時は ものすご~く相当悩んでいた時と 全く悩みもなく元気満々の時に、大きく変化を感じ取れませんでした。
でもほとんど場合、お写経後にはちゃんと 体や気持ちが整ったり、良い状態に導かれるような 大きな変化をする事を感じ取れますので、自然と行きたくなるのです。
なんだか 山のお寺が 小さな自然の病院のように、感じております。「とても ありがたいな~」そう思います。
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