お写経遍路旅「🌳山のお寺のお写経部屋より🌼」自然治癒力💖

不整脈を患って始めた山のお寺(四国霊場85番 八栗寺)でのお写経。お写経遍路で身心にもたらしてくれたセラピー効果や魅力を 写真で優しく綴るフォトエッセー♥

第22話 「お写経遍路」小さな旅①

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今日は土曜日で お仕事もお休みです。午前中に 家の用を済ませて 午後からいつもお写経に行っている山のお寺に お遍路杖(金剛杖・こんごうづえ)を持ってお写経に行きました。山のお寺なので 杖があると助かりますし 気持ちの面でも この杖を持っていますと とても安心するのです。

そして 自転車で行きました。自分の体力では とても大変なのはわかっているのですが、山から山への 細いお遍路道の風景や空気が とっても好きなものですから 今日は、お遍路道から 秋のこの時期の風景を見たいので 車で 国道を「サーッ」と行くのではなく 山沿いの 細いお遍路道からの風景を眺めながら また季節を肌で感じながら行くお写経、「お写経遍路」に 行きました^^。

 

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普段お写経に行くときは たいてい朝で すがすがしい気分を感じて行いますが 今日は 午後からのお写経ですので これもまた楽しみの一つです。

上の写真の山↑が 今から行きます八栗寺がある八栗山です。お寺は 山の上のほうにありますので まだまだ先です。山沿いの遍路道から 撮影しています。野山の花も きれいに色とりどりで 咲いております。

 

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「よいしょ、よいしょ・・💦」と 八栗山へ向かって自転車をこいでいても 秋風が涼しくて とても気持ちがいいです。山の畑には みかんもなっていますよ。自転車での遍路道は ゆっくりと 自然の風景を眺められます。

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近くの山々も 少しづつ赤や黄色といった秋の色が 青い空と 緑の畑に 少しづつ姿を 見せてくれます。お遍路道を こうしてゆっくりと 季節の風を肌で感じ 時にはちょっと立ち止まって野花を見たり お茶を飲んだりしますと いつの間にか時の流れも忘れてしまいそうになります。

 ちょっと贅沢な旅をしているような そんな気がいたしました。^^

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八栗山のふもとからの八栗寺への遍路道は 大きく分けて2つのコースがあります。八栗ロープ―ウエーから登る道表参道と、八栗山の東側から登る車も通れる遍路道裏参道とあり、今回のお写経遍路での八栗寺参りは、東側から登る車も通れる遍路道裏参道から登ってみました。

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遍路道も 楽しい事ばかりではありません。山道に入りますと、急な道が多く 少しづつ少しづつ 歩んで行きます。

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山を登って杉林まで来ますと 山の中が ちょっと暗く感じました。

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また 山の中ですので、野生の獣たちも共存しています。遍路杖に付いている大きな鈴が、「カラン、、カラン。。」と鳴って 獣除けの音が 静かに山に響きます。遍路杖が 山では とても頼りになり ありがたくありがたく感じてまいります。🙏

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やっとやっと 八栗山の頂上の五剣山(ごけんざん)が 間近に見えてまいりましたよ。あの下に お寺があります。あともうちょっとです。^^

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やっと お寺に到着いたしました。午後のお寺は 深~いお香の良い香りに ずーっと包まれていました。

「ぶじ着くことが出来ました。ありがとうございます。」

 

お写経遍路の旅は 楽しさを感じ また厳しさも感じ そしてぶじたどり着けた時の 自然に湧き上がってくる感謝の気持ちが 心をきれいに 洗ってくれるような そんな風に感じました。 

💖明日は、「お遍路写経の様子」を 写真+音楽動画とでお伝えできればと思っております。→「お写経遍路②」へ つづく・・こちらです^^ 

 

 


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第21話 お写経でうまく書けなくても良い💖

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山のお寺で 僕がお写経をさせていただいているお写経というのは、「般若心経」というお経を 筆を使って書いております。書いていく紙には あらかじめ 薄墨の印刷文字で うっすらとお経の漢字が書かれていまして その上を 墨を付けた筆で ただなぞっていくという とても簡単な お写経です(上の写真参照↑)。「般若心経」のお経や 難しい漢字を知らなくても 文字をなぞっていくだけですから どなたでもすぐここで お写経が出来ます。筆ペンも用意してくれていますが、僕は 墨のにおいと お写経筆で書くのが好きなので 筆で書いています。

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お写経をするために 筆を握ったのは 小学生以来久しぶりのことです^^でも こうしてお写経をさせていただくようになって 気が付いたら 徐々にですが自然に 上手に書けるようになります。

 

お写経では 「一文字一文字ていねいに書き続けることが大切💖」だと思っています。なので、たとえ文字が上手く書けなくても 墨がにじんで字がつぶれても 丁寧に書いたのであれば、それで良い💖と 僕はそう思っております。

いつも書き終えたお写経は 仏教の神様の歓喜天(かんきてん)様の前で 読経してお写経箱に収めるのですが、このお写経をご覧になった 歓喜天(かんきてん)様が、「今日も頑張ったね!」と そう言ってくれるように ていねいに書くよう努める事が出来たら それで良い、それでOK! と そう思っております。

たとえ思うように書けなくても自分なりに ていねいに書ければ たぶん歓喜天様も「こにし君は 相変わらず下手だね~~最低~信じられませ~ん^^。」と そこまでは言わない様な そんな気がしております。^^

「ていねいに書くぞ!」という 気持ちだけで やっております😅。

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第20話 お写経関係の本「禅、ていねいな生き方」より② 写経の目的

(日の出前の八栗山)

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僕が通っております山のお寺は 八栗山(やくりさん)の上のほうにあります。上の写真が そうです。四国遍路でも有名なお寺で 四国霊場85番 八栗寺香川県)というお寺で いつもお写経させていただいています。

こちらでお写経させて頂くようになりまして 「お写経」というものに関心を持ちまして 昨日から1冊の本(「禅、丁寧な生き方」永井宗直さん筆)を ほんの少しづつ読んでいます。この本の終わりのほうに 「写経のすすめ」という短いですが項目があり 気になって まとめてみました。そこには、お写経の教えについて書いてくれていました。

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  • 座禅や写経は 「無心になるための修行」
  • お経と自分が一つになる感覚で書き
  • そのためには、無心になってお経を書く事が とても大切と 教えてくれています。

その時の注意点として、お経と自分が一つになることが大切なのに、お経の意味に こだわり過ぎては、無心になる事が出来ないので むしろお経の意味を 知らないほうが ひたすら没頭出来て よく集中しやすいので 意外に思われるかもしれないけれど そのほうが良いそうです。「なるほど~知らなくて よかったあ~^^」知らぬが仏 ということわざもありますね^^。

 

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それと お写経のすすめとして、お写経には 気持ちを安定させるセロトニンと言う脳内物質がたくさん出て、アルファー波も盛んに発生して ヒーリング音楽を聴くと心が癒されるのと同じような効果があるそうです。

 

最後の締めくくりとしてこの書では、「心の癒しは現代人には大切で、乱れている心を そのまま放置してしまうと 精神的にしんどくなります。心が悲鳴をあげる前にリセットして みずみずしい心を取り戻す そのために 「ていねいなお写経」をしてみませんか。」そう書いて終わっています。

 

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 僕がお写経に行っても ほとんど一人きりです。お写経は あまり人気がないのかもしれませんが いい所が 沢山あると体で感じています。このブログで 僕が感じたお写経の魅力や楽しさ また、それにまつわるお話を 少しでつ分かりやすく 庶民目線でこれからもお伝えできればと思っております。頑張りま~す^^ 

 


フランスからお遍路にきました。

 

 


はじめて遍路 四国旅マガジンGajA(ガジャ) MOOK

第19話 お写経関係の本「禅、ていねいな生き方」より①

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先週の土曜日仕事も休みでしたので 朝早くに 山のお寺でお写経をさせていただいてまいりました。そのおかげで 心身ともに「シャン!」として とっても整いました。あれから4日経ちました今日、徐々に 仕事疲れが 出始めています。でもこれは 良いと思っています。働いてるのですから 当然疲れもたまります。疲れが溜っていたほうが お写経後は すっきりした感じが大きく感じられるので、「今週もしっかり働らこう」 そんな気になります^^。

 

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昨日、本が届きました。お写経に興味を感じるようになりまして、1冊の本を注文していたのです。「禅、丁寧な生き方」永井宗直さん筆の本です。走り書きに「手は抜かず 力を抜いて暮らす習慣」と書いていて なんかゴロもいいですね~ワクワク致します^^。

筆者は お寺のご住職さんだそうです。興味を感じて 少し読んでみましたら冒頭から ていねいに暮らす事の大切さを 伝えています。

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最初の1章だけ少し読んでみますと 小さい子供の頃 教わった事ばかりで、決して難しい事ではなく ただ「いただきます、ごちそうさま」「仕事休憩時に頂くお茶」「掃除の大切さ」などなど ただ本来当たり前の事が なぜ大切なのかを 意味を理解して 大人になった今もう一度 あらためて学び直す事が出来て、「なるほど~やっぱり大切だったんだなア~」そう 感じました。

いくつかある中で特に、「●命をいただく 感謝で食事」 「●仕事の休憩に ゆっくり飲むお茶」 「●1に掃除、2に掃除!と言うほど 掃除は大切!」この3つの教えは 大切にしよう そう思いました。

 

この本の目次の最後のほうにはね、「写経のすすめ」というお題の項目があるんですよ。また明日、読んでお伝えいたしますね。ていねいに読んで ていねいにお伝えいたしますね^^→第20話につづく。。^^

 


禅、ていねいな生き方: 手は抜かず、力を抜いて暮らす習慣 (知的生きかた文庫)

 

 

第18話 「以前の自分より ほんのちょっとだけ前進^^」

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いつもほうきで掃き清められていますお寺の中の きれいに掃除されて整えられている そんな環境の山のお寺のお写経部屋に よく通っていますと 自分の現在の不規則な暮らし方や 自分の部屋が 多くの物で溢れたような状況や 机の上が 片付いていない状況や お写経中に「もう早く書き上げてしまって 遊びに行こうかな~」という気持ちから急いで筆を進めて 早く終えようとしそうになる自分の良くない心の状態などに 気づかされます。本当に 「自分は まだまだ出来ていないところが多いなア~。」そんな風に 気づかせてもらえます。

 

 家に帰ったら、少しでもお部屋を片付けたり 少しでも 落ち着いて行動するように努めたりします。でもしばらくしますと また元のような状態になったりいたします。難しいことではないのに なかなかきちんと 出来ません。でもまた 少しづつかたずけていきます。

同じことの繰り返し(堂々巡り)をしているようですが、でも もしこの「気づき」がなかったら、現在 もっと部屋も乱れて 行動におきましても もっと落ち着きがなかったと思っています。そう思うとまた 良くしようと 努められます。決して無駄では ありません そう思います。むしろ この繰り返す事が 大切だと感じております。

お寺に通って お写経をさせてもらっているお陰で こんな自分でも、ほんのちょっとだけ 以前よりは ちょっぴり良くなっている事だけは ちゃんと感じ取れているから 無駄ではありません。

 

ほんのちょっとづつ ほんの少しづつ 自分自身が良い方向に進んでいる事が とてもうれしく思っています。こちらのお寺でのお写経と出会えた事は 本当に 幸せな事だと いつも思っております。

 ありがとうございます。

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第17話 「朝のお写経部屋」

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この日は 朝からお天気に恵まれ、山のお寺のお写経部屋の向こうでは 障子越しに 朝日が差し込んで、まぶしくって少し目を細めました。光は畳にも反射して部屋をわずかに照らしています。まぶしく輝く障子には 庭の木々と この部屋の屋根の影が 濃く映り込んでいます。

外の景色を見ながら お写経をしたく思いましたので、もう一方の障子を開け放って 外からの新鮮な山の空気を部屋に入れました。そして お写経部屋の真ん前にあります仏様に ロウソクとお線香に火をつけ、「今日もお写経させていただきありがとうございます。」そうつぶやいて お写経机の座布団の上に正座しました。

 

僕は いつもお写経部屋の外が一番よく見える席に座ります。指定席です。ここから見る外の景色は とてもきれいで 静かで 心が落ち着いてまいります。このまま畳に横になってしまいたくなりますが、お写経に来ておりますので 気持ちを控えて 硯に 朝の水を少し入れまして墨をすっていきました。

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この日も すぐに墨のいい香りがしました。この墨をする作業と 墨の香りが好きですので 手間ですが いつもこのようにして筆で お写経をしてまいります。墨が出来たら もう一度手を合わせまして 「お写経させていただきます」と心で唱えて 置いてあった筆を持ち 「般若心経」を書いていきました。

ここでお写経をさせていただけることに この日も感謝して ゆっくりと書いていきました。

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第16話 「お写経前の楽しみ( ^ω^)」

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僕の通ってる山のお寺の朝は 山の緑に覆われていて 大きな木が沢山あって とっても静かで お寺のご住職さんが お堂の中で早朝の読経をされているお声が 聞こえてまいります。そのお声を聴きながら また緑を見ながら静かに歩いていきますと だんだんと お線香の香りが漂ってまいります。とても 清潔な朝を体で感じてまいります。

鐘突き堂まで来ましたら、いつものように「ゴ~ン~~~~。」朝の鐘を一つだけ 優しく突いて鳴らしました。時々、タイミングが合わないと 小さな音になってしまいますがこの日は、ちょうど良い音で鳴らすことが出来ました。

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そして、手水屋で、手を洗い清めます。夏の暑い時は 顔も洗います。朝の水は とても冷たく 清らかに感じます。この時に、あらかじめお写経の時に使う墨を作るために 少しだけお水を スポイトに頂いておきます。

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本堂にお参りさせていただいてから 境内のベンチに座りまして 山の緑や清潔な空気を感じながら ゆっくりと体や気持ちを整えて そしてお写経部屋へと 入ってまいります。

こうしたお写経前の一つ一つのことも 自然治癒力を感じ またお写経する際の楽しみの一つになっております。日頃の仕事疲れが溜ってる時などは 山のお寺の透明な朝が いっそうありがたく感じてしまいます。

 


自分を愛して!―病気と不調があなたに伝える〈からだ〉からのメッセージ

こころの自然治癒力 (こころライブラリー)